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取締役社長

岡田 靖

1993年入社。2017年経営企画部長、2018年執行役員を経て、2021年1月より現職。

お客さまの豊かな暮らしや
自己実現に
「ほかにはないアンサーを。」

オリックス・クレジットの社会的価値と強み

早速ですが、オリックス・クレジットの社会的価値はどのようなことだと思いますか?

われわれの仕事は全て「融資」に関わるものなので、「お金」を通して、お客さまの豊かな暮らしや自己実現をお手伝いすることが社会的価値だと考えています。例えば、「英語を学んで将来活躍したい」と自己投資をする若者を融資で支援する。地域の金融機関のローン事業をサポートし、地域経済の活性化を支える。他にも夢のマイホームを購入されるお客さまにフラット35の提供を行う。そんなたくさんの「未来に向けた一歩」を後押しできれば、これ以上うれしいことはありません。お客さまの人生に寄り添い、豊かな生活を実現する一助となることはやりがいにもつながると考えています。

働くうえで感じる、オリックス・クレジットならではの強みは何でしょうか?

最大の強みは「オリックスグループの一員である」ことです。当社の立ち位置は、銀行でもなく、いわゆる消費者金融とも少し違います。「敷居は高くないけど、安心して利用できる」という非常に良いポジションだと思っています。

フラット35を例にとると、お客さまは35年のローンを組むので、当社と一生のお付き合いになる。だからこそ、初めて聞く社名の会社より、「安心感、信頼感のあるオリックスブランドを選びたい」という人は多いんです。

オリックス・クレジットで働く魅力

では、オリックス・クレジットでの働きやすさはどういった点だと思いますか?

風通しの良い企業風土ではないでしょうか。当社では昔から役職名ではなくて“さん”付けで呼び合う文化があり、非常にフランクな雰囲気があると感じています。チームで仕事をする以上、一緒に働く社員の人柄や忌憚(きたん)なく意見を言い合える雰囲気は重要ですよね。

無形商材を扱うわれわれ金融企業は、働いている人材こそが資本です。縁あって入社してくださった方には、長く当社でご活躍いただきたいと考えていますので、スーパーフレックスタイム制度や育児や介護の両立支援に関する制度など、社員の働きやすさを支える福利厚生の充実には力を入れています。

長く働くうえでは働きやすさは重要ですよね。それ以外にもオリックス・クレジットならではの魅力があれば教えてください。

環境面で言えば、若手社員のうちから仕事を任せる環境、チャレンジできる環境があることが当社の魅力の一つではないでしょうか。当社では、若手社員からベテラン社員まで、自由闊達(かったつ)に意見しやすい風土があり、それが若手社員に仕事を任せる文化につながっているように感じます。RPA(※)の導入時には、当時入社2年目の社員が沖縄に長期出張へ行き、その後中心となって社内のRPA推進を行いましたし、新商品開発の際には、当時入社4年目の社員を中心に企画を行いました。もちろん若手社員にすべての仕事を任せるのではなく、先輩社員からのフォローも充実しています。入社年次に関係なく、失敗を恐れずにチャレンジする環境は、時代に合わせたビジネスを展開するうえでも欠かせないと考えています。

(※)ロボティックプロセスオートメーションの略。パソコンで行っている事務作業を自動化できるソフトウェアロボット技術のこと。

オリックス・クレジットの今後

今後のオリックス・クレジットは何を目指していくのでしょうか。

まずは「人」を大事にしてきた会社として、女性をはじめ多様な人々が、本当の意味で活躍できる環境の整備が最優先だと考えます。一方、事業については、新商品の開発や新たな基幹システムの導入を通じて、今後もキャッシュレス化やお客さまの暮らし方・働き方の変化に柔軟に対応できる商品の提供を続けていきます。

これからも社会ではますます多様化が進み、お客さまの求めるサービスも変化していくでしょう。どのようなサービスであれば使いやすいか、本当にお客さまにとってプラスになるものを提供できるか、時代の変化に常にアンテナを張り、企業としての「変化」を考え続けたいです。

変化に対応するうえで、重要な視点は何でしょうか。

変化することは重要ですが、変化すること自体が目的ではありません。例えば、世界的にDX(※)を推進する流れが加速していますが、すべて世間の時流に乗ることは他の企業の後追いになりかねません。その変化をどこに、どこまで取り入れるかはよく考える必要があります。

全てをデジタル化するとアドバンテージがなくなりますし、もしかすると高齢のお客さまに対するアプローチはチャットより電話やDMの方がいいかもしれません。そのバランスはしっかり検討すべきだと考えています。

もちろん大前提としてお客さまの満足度を高めるための新たな取り組みは進めつつ、そのうえで他社にはできないことは何かを模索していくことが重要です。変革の時代、多様化の時代に、オリックス・クレジットに何ができるのか。グループのブランドスローガンである「ほかにはないアンサーを。」を追求し、体現していきたいです。

(※)デジタルトランスフォーメーションの略。企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、サービスやビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、プロセス、企業風土なども変革していくこと。

オリックス・クレジットの
求める人物像

オリックス・クレジットでともに働く人材には何を求めますか?

当社が求めるのは「自律」と「自立」を兼ね備えた人材です。特に、働き方や生き方の自由度が高まる中で、「自ら律する」姿勢は今後より重要になってくると言えるでしょう。こうした意識を持って行動できる方と、ぜひ一緒に仕事をしたいと思います。

会社は「自己実現」を目指す場だと考えています。さまざまな研修制度や人事制度、先輩社員のフォローはそれをサポートするものです。特に人事制度で言うと、当社では「キャリアチャレンジ制度」を利用して、異動を希望する部門に直接アピールしたり、「社内インターンシップ制度」を利用してグループ各社の業務を体験したり、自分らしいキャリア選択ができる体制を整えています。社員の皆さんには、意欲があれば挑戦できる自由な風土と、オリックスグループならではの整った環境を最大限に活用して、どんどん力を発揮してもらいたいと願っています。

最後に、未来のオリックス・クレジット社員に向けたメッセージをお願いします。

「働く」ということは、お金を稼ぐことだけではありません。やりがいを感じ、成長し、人生を豊かにするための糧が仕事であり、働くことだと考えています。そのためのサポートを、私たちは惜しみません。

お客さまの新たな一歩を支える喜びを、チームで力を合わせて目標を達成する醍醐味(だいごみ)を、ともに味わいましょう。お会いできる日を楽しみにしています。

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